ラオス政府は、首都から約35キロ離れた街で新しい国際空港の建設を計画しているとVientiane Timesが掲載している。
ラオス政府関係者によると、ラオスはビエンチャン首都の新しい空港建設を計画しているそうだ。プロジェクトの実現可能性を事前に調査・検討するため、中国企業との契約に署名予定。
民間航空部門のYakua Lopangkao氏は、「投資会社名はまだ明らかにされていないが、プロジェクトに関する覚書が2月中に密封される」とビエンチャン·タイムズ(Vientiane Times)に語っている。
新しい国際空港は、ビエンチャン首都から南方面に約35キロ離れたところに建設される。完成後ラオス国際空港は、ワッタイ空港から新しい空港に移ることになる。ワッタイ空港は政府専用機などの目的に転用されるそうだ。
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「新しい空港建設のフィジビリティスタディ(Feasibility Study):事前調査は、少なくとも2年はかかり、政府はそれを承認した後、建設のために、少なくともあと5年はかかる」とYakua氏が述べている。
ラオスは、2008年にも新空港建設のため、一度ビエンチャンから約18キロ離れたところを検討していたが、韓国企業の事前調査により、住宅街に近すぎるとして建設を見送ることになっていた。
「ダウンタウンビエンチャンからわずか3キロ離れた現ワッタイ国際空港は、年間100万人の乗客を対応しているが、2023年に旅行者が200万人に増えることを予測されている。それにラオスは、2015年12月下旬にAECに加入した後もより多くの観光客が訪れることを期待しているため、それを対応出来るようにより大きい空港が要求される」…と政府関係者が述べている。
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