2015年12月にAECが発足すると、ラオスを含む10ヵ国が一つの経済圏となり、モノ、サービスなどが国境を越えて自由に移動するようになります。2015年以降のラオス経済発展にラオス国民が期待。
一方、AECへの加盟について、ラオス財務大臣(ソムディ氏)がこうコメントをしている。”AECにラオスが加入できれば、道路など交通インフラ整備が進み、域内の交流が活発になると思いますが、そのとき問題になるのは、ASEAN新旧加盟国間の格差です。特に教育レベルや経済発展、商業、投資、そして輸出入などの面で格差があります。ラオスの国民は大多数がまだ伝統的な生活をしています。農業や家族経営の商店を営む人が大半で、産業が未成熟なため、食品や日用品などの生産はタイ、ベトナムまたは中国に頼っています。人材開発が遅れているため、技術者などの労働力も外国に頼らなければならないところもあります。
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現在の最優先課題はインフラ整備です。輸出入や物流がスムーズに行えるように空港や道路、橋などを整備する必要があります。またASEAN域内で競争できるよう、人材育成に力を入れていきたい。中小企業を強化して他国に進出できるようにしたり、ASEANの先行加盟国が新加盟国に産業拠点を移せるように準備をしていきたいと考えています”.
情報参考:http://www.jica.go.jp/
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